初めての四国!愛媛(松山)輪行の旅・その③ 八幡浜ちゃんぽん~長浜大橋 [輪行ツーリング]
ここからが本格的に自転車の旅の始まりです。
・・・とはいうものの時計を見ると11時過ぎ。もうランチタイムですな。
ネットで八幡浜を調べてみると「八幡浜ちゃんぽん」が有名らしい。
八幡浜ちゃんぽん
http://www.city.yawatahama.ehime.jp/05banner/chanpon/toha.htm
ちゃんぽんと言えば絶対長崎だろ、と思っていたのですが、これだけ店舗数もあるわけですからまぁここは試しに食べてみましょう。
「長崎ちゃんぽんは、豚骨ベースで白濁した濃厚なスープであるのに対し、八幡浜ちゃんぽんは、鶏がら・鰹・昆布などでだしを取った黄金色のスープで、あっさり風味が特徴です。」だそうです。(上記リンク先より)
八幡浜の地図を確認、どっちに行けばいいのかな~。
港周辺の街並み。
こんな路地裏に・・・
一軒ありました。「ちゃんぽん丸山」
昭和23年創業、八幡浜ちゃんぽんの老舗だそうです。
中に入ると、狭い店内にテーブルが6つ、11時半頃と言うのに全部埋まっています。
「すみません、相席よろしいですか?」と一人の40代後半~50代前半の男性客に声を掛けてみる。
「あー、どうぞどうぞ。」快く答えてくれた。
どちらからお見えですかとの問いに宮崎からですと答えると
「そうですか。親戚が宮崎市の橘通りで酒屋をやっているんですよ。」えー!そうなんですか!!
店名を聞いてみたが、あまりお酒を飲まない僕はピンとこない。
(後でネットで調べてみたら「創業80有余年」の老舗でした)
そのほかにもいろいろと楽しくお話しさせてもらいました。
彼は八幡浜在住だそうで、よくこの店に来るらしい。
それほど待つこともなくちゃんぽんが運ばれてきた。
特製ちゃんぽん。
味は、なるほど長崎ちゃんぽんと違い海鮮風味であっさり系です。
でもこれも今まで食べたことのない味でなかなかおいしい。
「これからどちらへ?」
「いまから大洲(おおず)を経由して海岸線にでて松山まで行きます。」
「そうですか。海岸線の道路は気持ちいいですよ。それこそ自転車に乗ってる人もよく見かけますよ。」
話を聞いて期待が膨らむ。
それじゃお先に、と男性客が会計に。
どうも、と会釈を交わして彼が外に出て行ったあとに、さてと僕も会計を・・・
「おいくらですか?」
「え?今の方が支払いは済ませて行かれましたよ」
「えっ!!??」
あわてて店の外に出るが彼の姿はどこにもない。
あらー、申し訳ないなぁ・・・。
でもこんな見ず知らずの旅人にご馳走してくださるなんて、本当に嬉しいです。
どうもありがとうございました。
ごちそうさまでした。
八幡浜駅。
国道197号線を大洲市(おおずし)の方に、内陸部に向けてへ走ります。
おぉ!アンパンマン列車だ(笑)
前はバイキンマン、後ろは食パンマンでした。
ここからまず一つ目の峠道。じわりじわりとやってくる。
夜昼峠。「よるひるとうげ」で読み方はいいのかなぁ。
この途中にあるのが夜昼トンネル。
長さは2141mもあるらしい。
交通量が多く、車道を走る勇気はありませんので歩道を通りましょう。
ただ、この歩道も普通のコンクリート舗装ではなく、30cm角くらいのコンクリート製のタイル?を敷いているので自転車で走るのはどうも不安定。車も飛ばして通るので正直走るのは怖かったです。
ここを過ぎると下り坂。
そう。上りがあれば必ず下りがあるわけですよ。
こんな笑顔を撮ってみたり。
大洲市の手前で、一人の男子中学生が自転車の僕を見て「こんにちは!」と大きい声で挨拶してくれました。
こういうのはさわやかな気分になります。
約15kmくらいで大洲市に入りました。
城下町の良い雰囲気の街です。
大洲城。
大洲城より肱川(ひじかわ)を望む。
ここからこの肱川沿いを下っていって伊予灘まで向かいましょう。
お、予讃線の一両編成。
川沿いのフラットなコースなのに、なぜかきつい。若干向かい風なのかな。
はー、休憩。
大洲市から18kmほど走り、肱川の河口、長浜へ。
見えた~。長浜大橋。
長浜大橋
http://www.city.ozu.ehime.jp/sightseeing/map/nagahamabridge.html
昭和10年に掛けられた、現役で動く日本最古の跳ね橋です。登録有形文化財です。
跳ねあがるのはこの赤い部分だけです。
現在は観光用に、毎週日曜日の午後1時からのみ開閉してるそうです。
ちなみに長浜町のマンホールは長浜大橋がデザインされてましたよ。
八幡浜から大洲経由、長浜まで。
・・・とはいうものの時計を見ると11時過ぎ。もうランチタイムですな。
ネットで八幡浜を調べてみると「八幡浜ちゃんぽん」が有名らしい。
八幡浜ちゃんぽん
http://www.city.yawatahama.ehime.jp/05banner/chanpon/toha.htm
ちゃんぽんと言えば絶対長崎だろ、と思っていたのですが、これだけ店舗数もあるわけですからまぁここは試しに食べてみましょう。
「長崎ちゃんぽんは、豚骨ベースで白濁した濃厚なスープであるのに対し、八幡浜ちゃんぽんは、鶏がら・鰹・昆布などでだしを取った黄金色のスープで、あっさり風味が特徴です。」だそうです。(上記リンク先より)
八幡浜の地図を確認、どっちに行けばいいのかな~。
港周辺の街並み。
こんな路地裏に・・・
一軒ありました。「ちゃんぽん丸山」
昭和23年創業、八幡浜ちゃんぽんの老舗だそうです。
中に入ると、狭い店内にテーブルが6つ、11時半頃と言うのに全部埋まっています。
「すみません、相席よろしいですか?」と一人の40代後半~50代前半の男性客に声を掛けてみる。
「あー、どうぞどうぞ。」快く答えてくれた。
どちらからお見えですかとの問いに宮崎からですと答えると
「そうですか。親戚が宮崎市の橘通りで酒屋をやっているんですよ。」えー!そうなんですか!!
店名を聞いてみたが、あまりお酒を飲まない僕はピンとこない。
(後でネットで調べてみたら「創業80有余年」の老舗でした)
そのほかにもいろいろと楽しくお話しさせてもらいました。
彼は八幡浜在住だそうで、よくこの店に来るらしい。
それほど待つこともなくちゃんぽんが運ばれてきた。
特製ちゃんぽん。
味は、なるほど長崎ちゃんぽんと違い海鮮風味であっさり系です。
でもこれも今まで食べたことのない味でなかなかおいしい。
「これからどちらへ?」
「いまから大洲(おおず)を経由して海岸線にでて松山まで行きます。」
「そうですか。海岸線の道路は気持ちいいですよ。それこそ自転車に乗ってる人もよく見かけますよ。」
話を聞いて期待が膨らむ。
それじゃお先に、と男性客が会計に。
どうも、と会釈を交わして彼が外に出て行ったあとに、さてと僕も会計を・・・
「おいくらですか?」
「え?今の方が支払いは済ませて行かれましたよ」
「えっ!!??」
あわてて店の外に出るが彼の姿はどこにもない。
あらー、申し訳ないなぁ・・・。
でもこんな見ず知らずの旅人にご馳走してくださるなんて、本当に嬉しいです。
どうもありがとうございました。
ごちそうさまでした。
八幡浜駅。
国道197号線を大洲市(おおずし)の方に、内陸部に向けてへ走ります。
おぉ!アンパンマン列車だ(笑)
前はバイキンマン、後ろは食パンマンでした。
ここからまず一つ目の峠道。じわりじわりとやってくる。
夜昼峠。「よるひるとうげ」で読み方はいいのかなぁ。
この途中にあるのが夜昼トンネル。
長さは2141mもあるらしい。
交通量が多く、車道を走る勇気はありませんので歩道を通りましょう。
ただ、この歩道も普通のコンクリート舗装ではなく、30cm角くらいのコンクリート製のタイル?を敷いているので自転車で走るのはどうも不安定。車も飛ばして通るので正直走るのは怖かったです。
ここを過ぎると下り坂。
そう。上りがあれば必ず下りがあるわけですよ。
こんな笑顔を撮ってみたり。
大洲市の手前で、一人の男子中学生が自転車の僕を見て「こんにちは!」と大きい声で挨拶してくれました。
こういうのはさわやかな気分になります。
約15kmくらいで大洲市に入りました。
城下町の良い雰囲気の街です。
大洲城。
大洲城より肱川(ひじかわ)を望む。
ここからこの肱川沿いを下っていって伊予灘まで向かいましょう。
お、予讃線の一両編成。
川沿いのフラットなコースなのに、なぜかきつい。若干向かい風なのかな。
はー、休憩。
大洲市から18kmほど走り、肱川の河口、長浜へ。
見えた~。長浜大橋。
長浜大橋
http://www.city.ozu.ehime.jp/sightseeing/map/nagahamabridge.html
昭和10年に掛けられた、現役で動く日本最古の跳ね橋です。登録有形文化財です。
跳ねあがるのはこの赤い部分だけです。
現在は観光用に、毎週日曜日の午後1時からのみ開閉してるそうです。
ちなみに長浜町のマンホールは長浜大橋がデザインされてましたよ。
八幡浜から大洲経由、長浜まで。
自転車(ルイガノLGS-CT)でのポタリング、バイク(リード110)でのツーリング、走ることや家族のこと、いろいろ日記です。
ジョギング記録のブログも始めてみました。 こーじのジョグ記録
こーじさんいい顔してるわ!
ちゃんぽんは、お遍路のお接待の風習からきてるんでしょうね。
昔高知をキャンプツーリングした時にも、何かしらお接待頂く事が多かったです。
それにしてもいい話ですね~
そんな渋い親父になりたい!
by angiras6 (2011-10-21 22:55)
夜昼トンネル恐いですよねぇ。天井が低くて圧迫感がある。
あそこは歩道しかないですねぇ。。。
自転車は車道が原則とは言え、あそこは無理です、死んじまいます。
抜いて行くのが乗用車でも恐いんですけど、大型車やトレーラーも頻繁に
走る道路ですしね。そりゃそうですね、例のフェリーが四国と九州を結んで
ますから大型車両も多い訳です。安全第一でどうぞ。
いいなぁ、、
八幡浜ちゃんぽん、大洲城、長浜大橋、、、
すべて見たこと食べた事ありません!
そしてこの先は…
ゆうやけこやけで双海、、、、かな?
by りかの配偶者 (2011-10-21 23:33)
こんばんは
旅先で、こんなおもてなしを受けるとは、
宮崎のご親戚つながりやこーじさんの
お人柄によるのでしょうね~
こんな話は、聞いたことありません☆
伊勢もお伊勢参りにおかげ参りと言って
昔は、おもてなしをしていたようです。
私も伊勢に来られた旅の方に親切に
したいと切に思いました☆
無邪気な笑顔が旅の喜びを感じさせて
いただきます。
幸先よいですね♪
by スマイル (2011-10-21 23:56)
ほぉ・・流石四国のお接待ッ♪
あ・・・ビールも頼んでおけば良かった・・かのぉ・・・爆
by アス爺ぃw (2011-10-22 05:47)
ちゃんぽんのおじさん、かっこいいな~。
それより本格派鉄ブログなのに
なぜカレーパンマン号を撮影してない!!
by カレーパンマン (2011-10-22 05:53)
土地柄なんですかねえ、カッコいいなあ、黙って奢るなんて。
大洲城綺麗な城ですね。まだ新しいのかな。
by moumou (2011-10-22 06:06)
知らない人とのふれあいは醍醐味ですね^^
ご馳走してくれるなんて、よっぽど楽しかったんでしょうか。
知らない土地を自転車で旅するのもいいなあとつくづく感じてしまいます。
by nabe (2011-10-22 06:41)
楽しそうですね〜♪
知らない所で、人の親切に触れる・・・・
いいなあ〜〜♪
こっちまで、ワクワクしてきます。
続きを早く〜〜〜^^
by hatumi30331 (2011-10-22 07:55)
>angiras6さん
誉めてもらっても何も出ませんよ(笑)
1人で自転車漕ぎながらこんな顔を写真撮ってる親父なんて、変ですよね~。(もちろん誰もいないところでやりましたよ)
なるほど、お遍路のお接待の風習ですか。それは知らなかったなぁ。でもそれって素敵な風習ですよね。また行きたくなりました。
by こーじ (2011-10-22 08:08)
>りかの配偶者さん
そうそう。歩道の幅もそんなに広くなく、大型車も横を通っていくもんだから風圧が恐ろしいやら、でも一度足をついたら次に発進するときにふらついて歩道から転落したらどうしよう・・・みたいな、スリル満点でした(苦笑)
あれ?いろいろくわしいから全部体験済みかと思ってましたけどまだ行ったことないんですね。それはぜひ行ってみましょう♪息子君と一緒にお城めぐり(四国編)なんていいかも。
さ、さすが!もしかしてどこかで見てました?(笑)
by こーじ (2011-10-22 08:23)
>スマイルさん
おはようございます。
僕も初めての経験でびっくりしました。だって初対面の人にご馳走してくれて、なんて・・・まるで「かさ地蔵」のお話みたいじゃないですか(え?違う?)
でもホントにうれしかったですよ。まさにさりげなく。これが「おもてなしの心」なんでしょうね。
笑う門には福来るってことで、とりあえず笑顔は絶やさないようにしましょうね。
この後も楽しいことはたくさんありましたよー。
by こーじ (2011-10-22 08:28)
>アス爺さん
あはは!さすがにアスさんの人間離れした豪快な食欲なら相席の方も見ぬふりをして逃げ出すかも(爆)
by こーじ (2011-10-22 08:31)
>カレーパンマンさん
ほんと、まさにさりげなく、ですよ。かっこよすぎです!
しかもお姉ちゃんに奢ってあげるんじゃないんですよ(これは下心みえみえですな)
なんだか素敵ですよね。
え、と・・・・・そういわれてみればカレーパンマン号はお目にかかってません。もしかして認知度が低いんじゃ??
by こーじ (2011-10-22 08:37)
>moumouさん
かっこいいでしょ。僕にはそういう発想も出てこないでしょうね。もしおごったとしても「払っといたよ」なんて余計な一言を言っちゃいそうで(笑)
大洲城の天守は2004年に復元されたそうで、まだ新しいですね。とてもきれいなお城でした。
http://www1.ocn.ne.jp/~ozu_jou/rekisi.html
by こーじ (2011-10-22 08:50)
>nabeさん
大勢の仲間とのツーリングもいいけど、けっこう一人旅も面白いです。
一人旅って、実は1人じゃないんですよね。1人で周っていると他の方が話しかけてくれたり、こちらからも気軽に話しかけることが出来たりでふれあいも楽しめると思うんですよ。今回は特にそう感じました。
この後も知らない方との出会い、ありますよ~。
by こーじ (2011-10-22 08:54)
>hatumi30331さん
人の親切ってほんとにありがたいものですよね。
旅の途中の親切ってすごくいいです。旅が何倍にも何百倍にも楽しいものになった気がします。
えーと、続きは「その6」くらいまでになりそうな感じですが(笑)気長にどうかひとつ宜しくお願いします。
by こーじ (2011-10-22 08:59)
地元の人々との出会いと触れ合い、これこそ自転車旅行ならではですね
トンネルは何時走っても怖いですね、できれば迂回したいですね。
by takaranoumi (2011-10-22 12:16)
>takaranoumiさん
そうですよね。車でのドライブ旅行とは一味違ってます。
僕はスクーターで出かけたこともありますけど、やっぱり自転車旅行が楽しいです。自分で体を動かした満足感もありますよね。
このスタート地点の八幡浜からはどっちに行ってもトンネルがありました。しかも長~いの!なので避けては通れませんでした。
ちなみに二日目は数え切れないくらいのトンネルを通過しましたよ。
by こーじ (2011-10-22 14:04)
おじさま粋ですね♪
旅したくなりました。
ついでにちゃんぽん食べたい(^^)
by ひ~ちゃん (2011-10-22 19:17)
これまた珍しいちゃんぽんですねー! しかもご馳走とは。。。
親戚の酒屋さんで お返しの購入しないといけないですネ。
大州城も 綺麗ですね。
by あちち (2011-10-22 20:33)
>ひ~ちゃん
ぜひぜひ旅してください。
ひ~ちゃんはかわいいからもっといいものご馳走してもらえるかもしれないよ(笑)
by こーじ (2011-10-22 20:49)
>あちちさん
普通こちらではとんこつ味のちゃんぽんが一般的ですけどね。これもまた美味しいです。で、その男性客の話では八幡浜には50件ほどのちゃんぽん屋があって、ここのような海鮮風味もあればとんこつ味風のところもあるようで食べ比べてみると面白いよとも言ってました。
そのうちまた来て食べてみないといけませんね。
by こーじ (2011-10-22 20:55)
こーじさんの笑顔、何か人柄が出てますね(^^♪
絶対に悪人じゃないです。
ちゃんぽん屋の男性、格好いいです。私もかくありたい、です。
by tsun (2011-10-23 00:42)
>tsunさん
すみません。ついカメラのレンズがこちらに向いちゃうとこんな顔になっちゃいます。たとえマラソン大会の40km地点でも同じです(笑)
僕も彼を見習いたいなぁと思いましたよ。「男は黙って・・・」ってやつですかね。
by こーじ (2011-10-23 06:13)
ちゃんぽん、美味しそうですね。多すぎない具材の量が、長年の営みから考え抜かれたバランスなような気がします。こーじさん、ええカオしてますね。僕もどこか行きたくてたまらなくなってきましたよ。どうしよう♪
by b.b.mk2 (2011-10-23 22:30)
>b.b.mk2さん
さー、旅に出たくなってきた♪
さっそくプランを立ててみましょ。
by こーじ (2011-10-24 21:52)