別府・阿蘇・高千穂ツーリング with U太 その2。 [輪行ツーリング]
さて、別府市のランドマークタワー、「別府タワー」をスタートして、山の方面(西側)に向けて走ります。
市街地から内陸部へ向けて、すでに登っております・・・
(山の中腹に見えるのは別府の遊園地「ラクテンチ」です。)
ずーーーっと、登り・・・(汗)
まだ7kmほどなのに、既に標高330m付近のようです(ルートラボ調べ)・・・って、街をちょっと過ぎたくらいでもう椿山並みですか?(汗)
別府といえば有名なのは「地獄めぐり」。
海地獄や血の池地獄、竜巻地獄などありますが・・・
まさか「坂道地獄」なんてのがあるなんて知りませんでした。
8km辺りでは景色は一変して山の中。
このとき、ロードバイクのお兄さんがダンシングをしながらシューっと抜かして行かれました。早え~!
この辺りですでにいっぱいいっぱいの父はドーピングをしましょう(笑)
アミノ酸補給は必須です。若者には必要ありませんよ。
U太、坂道ですが涼しい顔をしてついてきます。
最初にU太には話しておいたのですが、先は長いのでゆっくり走ろう、と。
なのに後ろからボソッと「それにしてもお父さん、遅くない?」だと。
やかましっ!これでも精一杯なのじゃ!!
ただでさえ重たいクロモリのツーリング車に、小型ながらも重たいツーリングバッグを装着して、U太のバイクとは比べ物にならない重さになっております。
「ちょっとバイクを交換して乗り比べをしよう」、と言ってもその手にはのってくれません・・・
わっせ、わっせ。必死にペダルを踏み込みます。これでも二番めに軽いギヤで走ってますし。
(一番軽いギヤは最終兵器にとっておきます。)
スタートして約16km。やっと一つ坂を登り切りました。ここで標高約770m。
おぉ!素晴らしい山!
由布岳(ゆふだけ)が目の前にそびえたちます。豊後富士とも呼ばれるようです。
ここでちょっと小腹がすいたのでおにぎりを一個。
由布岳登山口。
ここから由布院の街までは一気に下り坂。
気持ちいい~♪
ただ、登りで汗をかいた後ですから下りは寒いのでウインドブレーカーを着用です。
下り坂の途中で、狭霧台(さぎりだい)に立ち寄りました。
少し霧が出ているものの、ここから由布院の街がきれいに見渡せます。
由布院の街に入り、ふと見るとこんな看板。
「九州自動車歴史館」 HP→http://homepage3.nifty.com/rekisikan/
ちょっと寄り道です。
おー、ミゼット♪
おー、ボンネットバス♪ ホンダN360♪
建物自体大きくはないけど、結構いろんな車が展示されてるらしいです。
入場料がいるとのことでした。時間があればゆっくり見たかったなぁ~。
たぶん半日いても飽きないでしょう。(一日は長すぎる・笑)
さ、さ。一応雨も心配ですので先を急ぎましょう。
由布院の街から出たら、今度は水分峠(みずわけとうげ)までの坂道に入ります。
ここもきつい・・・
登りになるとまた暑くなるのでふたたびウインドブレーカーを脱ぐ。
この繰り返しです。
約30km地点、水分峠に到着。
ここで国道210号線と県道11号線が分かれて、県道11号線「やまなみハイウエイ」に入っていきます。
ここからはいくらか斜度が緩やかになりました。
37km地点、小田の池レストハウスでトイレ休憩&おにぎり休憩。まだお昼ご飯にはちょっと早いし。
ちょっとだけ自転車を交替してみました。
U太のバイク、ジャイアントPACE号。
なんだ、ぜんぜん違う乗り物じゃないかっ!
やはり重さ(バッグも含め)とタイヤの違いは大きいです。
U太曰く、「お父さんの自転車、めちゃくちゃ重い」だそうです。
この重さですから、坂道でダンシング(立ち漕ぎ)なんて出来るわけがありません・・・
けど、やはり乗りなれたブルックスのサドルじゃないとダメだな(笑)
そして50kmを過ぎ、ここからは最高地点の牧ノ戸峠(まきのととうげ)に登る、本日のメインイベントの登りに入ります。
その前に、長者原(ちょうじゃばる)。ここで標高1018mなんだ~。
ここから目の前にそびえたつ九重の山の景色は最高です!
この長者原にはレストハウスやら温泉やらが何軒か集まっています。
そろそろお昼ですので何か腹ごしらえしましょうかね。
名物「だんご汁定食」。1000円也。
・・・完食。かなりお腹が膨れました♪
だんご汁(だんごじる)とは大分県の郷土料理。小麦粉で作った平たい麺(だんご)を味噌(または醤油)仕立ての汁に入れたものである。汁にはごぼう、にんじん、しめじ、豚肉などが入り豚汁に似ている(wikipediaより)
元気が出ました~。足も充分休まったし。
お腹も一杯になったのでこれで坂もがんがん登れるでしょう。
・・・・・無理でした。出発してすぐ一番軽いギヤにいれてしまいました(爆)
なんだよ、この時速6kmって(笑)
観光バスも多く、きっと車内からは自転車で急坂を登っている僕らを見て「よーやるわ」と思ってたんじゃないだろうか・・・
時速6~7kmながらもひと漕ぎずつ、でもあきらめずにペダルを回します。
たまに気を紛らわす為にU太と二人、馬鹿なことを言ったり。(内容は小~中学生レベルです・笑)
そして・・・
やったー!牧ノ戸峠に着いた!
めちゃくちゃ感動しました。
すごい達成感!
こんな貧脚サイクリストの僕でも、本当にゆっくりですが地道にペダルを漕いでいけば登り切ることができるんだ~。
ランの時に書きましたけど、まさに「坂道、それはいつか終わる」です。
何事も、あきらめずに頑張れば大抵のことはきっと乗り越えられるんでしょう。
さぁ!ここからしばらくは下りだぁ~~!
つづく・・・
市街地から内陸部へ向けて、すでに登っております・・・
(山の中腹に見えるのは別府の遊園地「ラクテンチ」です。)
ずーーーっと、登り・・・(汗)
まだ7kmほどなのに、既に標高330m付近のようです(ルートラボ調べ)・・・って、街をちょっと過ぎたくらいでもう椿山並みですか?(汗)
別府といえば有名なのは「地獄めぐり」。
海地獄や血の池地獄、竜巻地獄などありますが・・・
まさか「坂道地獄」なんてのがあるなんて知りませんでした。
8km辺りでは景色は一変して山の中。
このとき、ロードバイクのお兄さんがダンシングをしながらシューっと抜かして行かれました。早え~!
この辺りですでにいっぱいいっぱいの父はドーピングをしましょう(笑)
アミノ酸補給は必須です。若者には必要ありませんよ。
U太、坂道ですが涼しい顔をしてついてきます。
最初にU太には話しておいたのですが、先は長いのでゆっくり走ろう、と。
なのに後ろからボソッと「それにしてもお父さん、遅くない?」だと。
やかましっ!これでも精一杯なのじゃ!!
ただでさえ重たいクロモリのツーリング車に、小型ながらも重たいツーリングバッグを装着して、U太のバイクとは比べ物にならない重さになっております。
「ちょっとバイクを交換して乗り比べをしよう」、と言ってもその手にはのってくれません・・・
わっせ、わっせ。必死にペダルを踏み込みます。これでも二番めに軽いギヤで走ってますし。
(一番軽いギヤは最終兵器にとっておきます。)
スタートして約16km。やっと一つ坂を登り切りました。ここで標高約770m。
おぉ!素晴らしい山!
由布岳(ゆふだけ)が目の前にそびえたちます。豊後富士とも呼ばれるようです。
ここでちょっと小腹がすいたのでおにぎりを一個。
由布岳登山口。
ここから由布院の街までは一気に下り坂。
気持ちいい~♪
ただ、登りで汗をかいた後ですから下りは寒いのでウインドブレーカーを着用です。
下り坂の途中で、狭霧台(さぎりだい)に立ち寄りました。
少し霧が出ているものの、ここから由布院の街がきれいに見渡せます。
由布院の街に入り、ふと見るとこんな看板。
「九州自動車歴史館」 HP→http://homepage3.nifty.com/rekisikan/
ちょっと寄り道です。
おー、ミゼット♪
おー、ボンネットバス♪ ホンダN360♪
建物自体大きくはないけど、結構いろんな車が展示されてるらしいです。
入場料がいるとのことでした。時間があればゆっくり見たかったなぁ~。
たぶん半日いても飽きないでしょう。(一日は長すぎる・笑)
さ、さ。一応雨も心配ですので先を急ぎましょう。
由布院の街から出たら、今度は水分峠(みずわけとうげ)までの坂道に入ります。
ここもきつい・・・
登りになるとまた暑くなるのでふたたびウインドブレーカーを脱ぐ。
この繰り返しです。
約30km地点、水分峠に到着。
ここで国道210号線と県道11号線が分かれて、県道11号線「やまなみハイウエイ」に入っていきます。
ここからはいくらか斜度が緩やかになりました。
37km地点、小田の池レストハウスでトイレ休憩&おにぎり休憩。まだお昼ご飯にはちょっと早いし。
ちょっとだけ自転車を交替してみました。
U太のバイク、ジャイアントPACE号。
なんだ、ぜんぜん違う乗り物じゃないかっ!
やはり重さ(バッグも含め)とタイヤの違いは大きいです。
U太曰く、「お父さんの自転車、めちゃくちゃ重い」だそうです。
この重さですから、坂道でダンシング(立ち漕ぎ)なんて出来るわけがありません・・・
けど、やはり乗りなれたブルックスのサドルじゃないとダメだな(笑)
そして50kmを過ぎ、ここからは最高地点の牧ノ戸峠(まきのととうげ)に登る、本日のメインイベントの登りに入ります。
その前に、長者原(ちょうじゃばる)。ここで標高1018mなんだ~。
ここから目の前にそびえたつ九重の山の景色は最高です!
この長者原にはレストハウスやら温泉やらが何軒か集まっています。
そろそろお昼ですので何か腹ごしらえしましょうかね。
名物「だんご汁定食」。1000円也。
・・・完食。かなりお腹が膨れました♪
だんご汁(だんごじる)とは大分県の郷土料理。小麦粉で作った平たい麺(だんご)を味噌(または醤油)仕立ての汁に入れたものである。汁にはごぼう、にんじん、しめじ、豚肉などが入り豚汁に似ている(wikipediaより)
元気が出ました~。足も充分休まったし。
お腹も一杯になったのでこれで坂もがんがん登れるでしょう。
・・・・・無理でした。出発してすぐ一番軽いギヤにいれてしまいました(爆)
なんだよ、この時速6kmって(笑)
観光バスも多く、きっと車内からは自転車で急坂を登っている僕らを見て「よーやるわ」と思ってたんじゃないだろうか・・・
時速6~7kmながらもひと漕ぎずつ、でもあきらめずにペダルを回します。
たまに気を紛らわす為にU太と二人、馬鹿なことを言ったり。(内容は小~中学生レベルです・笑)
そして・・・
やったー!牧ノ戸峠に着いた!
めちゃくちゃ感動しました。
すごい達成感!
こんな貧脚サイクリストの僕でも、本当にゆっくりですが地道にペダルを漕いでいけば登り切ることができるんだ~。
ランの時に書きましたけど、まさに「坂道、それはいつか終わる」です。
何事も、あきらめずに頑張れば大抵のことはきっと乗り越えられるんでしょう。
さぁ!ここからしばらくは下りだぁ~~!
つづく・・・
別府・阿蘇・高千穂ツーリング with U太 その1。 [輪行ツーリング]
いやぁ、写真が多すぎてアップするのに時間がかかりそうです・・・
(ちゃんとまとまるのか心配です)
先日坂道嫌いの僕が椿山に行ったのには訳がありまして。
その翌週に、高1の息子U太と一緒に、大分県の別府からやまなみハイウエイを走り阿蘇で一泊、翌日には高千穂経由で延岡に帰るというツーリングを計画していたのでした。
ロードバイク乗りの方ならきっとヨダレものであろう、この坂道コース。
ご存知のように「貧脚ツーリングバイク乗りのこーじ」には走り切ることができるのか、とても不安。
なのでとりあえず一週間前に坂道を経験しておこうと、椿山を登ってきたのであります。
・・・と言いましても標高は全く違いますけどね(笑)
(ちなみに標高差は椿山で約380m、やまなみハイウエイで約1330mです。)
下準備として、ルートラボの標高のグラフを利用して、こんな予定表を作ってプリントして持っていきました。
超スローペースのツーリストですから、しかも二日間での距離が200kmを超えるツーリングなので計画も入念にしておかないと。
暗くなってもまだ目的地に到着できない・・・なんていう事態だけは避けたかったので。
だいたいの時間の経過もわかるように計画しておきました。
登り坂はゆっくりと時速8kmくらいまで落ちるかなとか、この辺りで休憩をゆっくり取るだろうなとか。
この表は後々非常に役に立ちました。
きつい坂の途中でも、あとどれくらいで登り切ることができるかがわかるのです。
しかし貧脚のこーじがなぜ「やまなみハイウエイ」なのか?
以前から雑誌やTVで見てきた、やまなみハイウエイの絶景をこの目で一度見てみたかったのです。
するとその計画にU太も乗っかってきたわけです。
それなら高校も春休み中のこの時期に行こうということになりました。
(夏休みは暑いし、冬休みは僕が忙しいし)
ただし、この季節は緑の広がる大草原は見られません。
それでも行って実際に見てみたい!
朝一の特急で宮崎を出発しても、スタート地の別府に到着するのは9時半頃。
自転車を組み上げてスタートできるのは10時ごろ。
それではゆっくりペースの僕らは明るいうちには到着するのは無理だろう・・・
ということで、土曜日の夕方に特急で出発。
別府で前泊することにしました。
(ここはチープにカプセルホテルなんてものを利用してみました)
そして出発♪
783系ハイパーサルーンです。
自転車は離れた車両のデッキに置くことができました。(置ける場所をやっと探した・・)
鉄道ファンのU太、特等席でご満悦(笑)
カプセルホテルは初めて利用しました。
別府というだけあって大浴場は温泉かけ流しでよかったのですが、いざ寝床についてみるとどうも落ち着きません。
周りの音が気になるし、人の気配もあるし・・・
翌朝、寝不足気味ながら5時に起床。
U太も同じように寝不足だそうです・・・
出発予定の8時よりはずいぶん早いですが自転車を組み上げてさっさと出発しよう!
ホテル近くの別府タワーで写真を撮ってからスタートです!
つづく・・・
(ちゃんとまとまるのか心配です)
先日坂道嫌いの僕が椿山に行ったのには訳がありまして。
その翌週に、高1の息子U太と一緒に、大分県の別府からやまなみハイウエイを走り阿蘇で一泊、翌日には高千穂経由で延岡に帰るというツーリングを計画していたのでした。
ロードバイク乗りの方ならきっとヨダレものであろう、この坂道コース。
ご存知のように「貧脚ツーリングバイク乗りのこーじ」には走り切ることができるのか、とても不安。
なのでとりあえず一週間前に坂道を経験しておこうと、椿山を登ってきたのであります。
・・・と言いましても標高は全く違いますけどね(笑)
(ちなみに標高差は椿山で約380m、やまなみハイウエイで約1330mです。)
下準備として、ルートラボの標高のグラフを利用して、こんな予定表を作ってプリントして持っていきました。
超スローペースのツーリストですから、しかも二日間での距離が200kmを超えるツーリングなので計画も入念にしておかないと。
暗くなってもまだ目的地に到着できない・・・なんていう事態だけは避けたかったので。
だいたいの時間の経過もわかるように計画しておきました。
登り坂はゆっくりと時速8kmくらいまで落ちるかなとか、この辺りで休憩をゆっくり取るだろうなとか。
この表は後々非常に役に立ちました。
きつい坂の途中でも、あとどれくらいで登り切ることができるかがわかるのです。
しかし貧脚のこーじがなぜ「やまなみハイウエイ」なのか?
以前から雑誌やTVで見てきた、やまなみハイウエイの絶景をこの目で一度見てみたかったのです。
するとその計画にU太も乗っかってきたわけです。
それなら高校も春休み中のこの時期に行こうということになりました。
(夏休みは暑いし、冬休みは僕が忙しいし)
ただし、この季節は緑の広がる大草原は見られません。
それでも行って実際に見てみたい!
朝一の特急で宮崎を出発しても、スタート地の別府に到着するのは9時半頃。
自転車を組み上げてスタートできるのは10時ごろ。
それではゆっくりペースの僕らは明るいうちには到着するのは無理だろう・・・
ということで、土曜日の夕方に特急で出発。
別府で前泊することにしました。
(ここはチープにカプセルホテルなんてものを利用してみました)
そして出発♪
783系ハイパーサルーンです。
自転車は離れた車両のデッキに置くことができました。(置ける場所をやっと探した・・)
鉄道ファンのU太、特等席でご満悦(笑)
カプセルホテルは初めて利用しました。
別府というだけあって大浴場は温泉かけ流しでよかったのですが、いざ寝床についてみるとどうも落ち着きません。
周りの音が気になるし、人の気配もあるし・・・
翌朝、寝不足気味ながら5時に起床。
U太も同じように寝不足だそうです・・・
出発予定の8時よりはずいぶん早いですが自転車を組み上げてさっさと出発しよう!
ホテル近くの別府タワーで写真を撮ってからスタートです!
つづく・・・
自転車(ルイガノLGS-CT)でのポタリング、バイク(リード110)でのツーリング、走ることや家族のこと、いろいろ日記です。
ジョギング記録のブログも始めてみました。 こーじのジョグ記録